働きたくない病とは?
、「働きたくない病」という言葉を目にすることがあります。これは学術的な正式病名などではなく、「もう仕事したくない」「疲れてしまった」と不満を感じる状態を指す、いわばネットスラングの一つです。
「働きたくないなんて、甘えだ!」という考え方を持つ人もいるかもしれませんが、毎月どれくらい「働きたくない」という言葉がgoogleで検索されているかを調べてみると、月間平均で22,200回(2018年4月時点)。つまり、「働きたくないという気持ちを抱えながら、気力を振り絞って毎日頑張っている」そんな人は決して少なくないのだ、ということがわかります。
しかし、これまでは自らやる気を奮い立たせて仕事に向き合ってきたけれど、そのモチベーションがある時「ポキッ」と折れて、朝起きられなくなったり、どうしても会社に行けないなどの行動に変わってしまったら。それは「働きたくない」から、「働けない」に変わることを意味します。
若者の約3割が「できれば働きたくない」と回答
仕事に行きたくないと思う理由
仕事に行きたくない」という気持ちになる原因は、職場で受ける“身体的疲労”と“精神的ストレス”によるものであることがほとんどなのだそう。
「身体的疲労」と「精神的ストレス」を起こす3つの要因
向いていない仕事
人には性格の違いがあるため仕事の向き不向きがありますが、向いていない仕事に就いている人も少なくなく、それが精神的ストレスの原因になることがあります。
人間関係のもつれ
職場の人間関係は、精神的ストレスに大きな影響を与えます。職場での人間関係のもつれは、さまざまな状況で起こりますが、一例として上司と新入社員の場合をあげることができます。
仕事に不慣れな新入社員に上司の注意や叱責が過剰な精神的苦痛を与えていたり、与えられた仕事が本人の許容量を超えていることで、やる気が低下してしまったりすることは少なくありません。
過重労働
人がこなせる仕事量には能力や体力による限界があり、それを超えてしまうと、心身に大きな負担がかかってしまいます。
<どのように対処するか?>
早めにリフレッシュして気持ちの切り替え。
とりあえず仕事を休む
体調不良などを理由にして1日オフにすると、案外それだけでやる気が戻ってくることもあるものです。
休んでしまったことに罪悪感を持ったり「あの案件、どうなったかな…?」と仕事のことを意識してしまうのは逆効果。たとえ正社員であっても働いている以上は、休みを取る権利は誰にでもありますから、割り切るのは大切です。
【集中力は90分】
休むことも仕事の1部
人の集中力は一般で90分とされています。
その度に休まることは重要です。 休まずに続けても効率は良くありません。
休む時は休むべき
仕事を辞めてどんなことをするか想像してみる
「仕事を辞める」というシミュレーションをすることで、視野が広がってリフレッシュできることもあります。仕事に悩む人のなかには「会社で失敗したらどうしよう」と考える人もいると思います。
際に、求人情報を見て世の中にはどんな仕事があって、今の自分ならどんなことができるかという可能性を見てみると、いろんな発見があります。
誰かと話して意見を交わす
仕事の不満や悩みがあるのなら、誰かと話してみることも気分転換につながります。
一人で考えていても、解決の糸口が見つからず、悪い方向に考えてしまいがち。友人や家族に相談したり、愚痴を吐いたりすることで気持ちに整理がついたり、新しい目標や解決策が見えてくることも。
問題解決まで至らなくても、気持ちがすっきりしたり方向性が見えてきたりします。
趣味など好きなことに没頭してみる
仕事が休みの時に頭を仕事から離すためには、身体を休めるだけでなく何かに没頭して楽しむのが一番です。
「仕事辞めたいな」と思っている方にモチベーションを高める方法を伝授します。今回は「仕事を辞めたい」と悩むビジネスパーソン必見の映画5つ紹介。映画を選ぶのは、東京を拠点に全国各地の空間で世界各国の映画を上映する団体「キノ・イグルー」代表である
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朝起きた瞬間、「仕事に行きたくない」と思ってしまった経験、ありませんか? 人間関係や仕事のプレッシャーなど、理由はさまざま。しかし、ネガティブな気持ちと戦っているのは、きっとあなただけではないはずです…