長時間座ると死亡率を高める?


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korokoro557さん

■座りすぎの死亡リスクは最大40%増!

特に長時間労働が問題視される日本では、「座りすぎ」の対象となる人が多そうだ。
調査と研究が進むにつれて、座りすぎは肥満や糖尿病に限らず、高血圧症や心筋梗塞、脳梗塞、がんなどの病気も誘発し、死亡リスクを上げることが明らかになった。すると、日本における注目度も上昇する。

早稲田大学スポーツ科学学術院の岡浩一朗教授によると、「がんの場合、座っている時間が長いほどがんの罹患リスクが高くなる。顕著なのは大腸がんと乳がんで、座りすぎによって大腸がんは30%、乳がんは17%も罹患リスクが上がる」という。
死亡リスクも、座っている時間が長いほど上がる。

岡教授によると、「40~64歳の日本人を対象に調査したところ、1日の平均的な総座位時間は8〜9時間だった」という。

例えばデスクワーカーで残業をしない場合、デスクと昼食時に座っている時間は6〜7時間。18時前後に会社を出て居酒屋で一杯、帰宅後にテレビやスマホを見る間も座っていればプラス2〜3時間。合計8〜10時間で平均9時間だから、前出のデータを2時間上回る。何時間以上が座りすぎになるのか、という基準については研究段階だが、岡教授は「これまでの多くの研究結果を見てみると、1日8時間以上座っている人は、罹患リスクや死亡リスクは高まる可能性がある」という。

成人の日本人の平日の座っている時間は世界一!

■1日に11時間以上座ってる人は死亡リスクが40%も上がる

2012年にオーストラリアで行われた男女22万人を対象にした調査で、1日あたりの座る時間が4時間未満の人に比べ、11時間以上の人は死亡のリスクが40%も上がることが明らかになった。今年(2018年)4月には、アメリカの研究グループが、座りすぎによってアルツハイマー病などの認知症のリスクが高まるという論文を発表している。

早稲田大学スポーツ科学学術院の岡浩一朗教授は「座りすぎがすぐに何か病気を引き起こすわけではありませんが、毎日同じ生活が続くことで、5年後、10年後に現れるサイレントキラーです」と説明する。

ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、全身に血液を送る役割をはたしているが、座り続けることで静脈に大きな負担がかかって血流が滞り、これが糖尿病や心臓疾患などにつながるおそれがあるのだ。

■30分に1回は立ち上がったり、体を動かそう

日本の企業でも立って仕事をするスタンディングワークが導入されてきている。

座りすぎ対策として、「30分に1回、立って動くということを心がけてほしい」と岡教授は呼びかける。石川県野々市市では、会議中にタイマーをセットし、30分ごとに必ず全員が数秒間起立するようにしている。介護長寿課の堤喜一課長は「もともとは健康寿命を延ばすことが目的でしたが、起立することで無駄話や長話がなくなり、会議の時間が短くなるという効果も出てきました」と話す。この取り組みは、市内の手芸教室などにも浸透しつつあるという。

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