新しい老化の尺度!?「テロメア」について


寿命にも影響を与えるテロメア

染色体の端にあり細胞分裂のたびに短くなるため、年とともに縮むと考えられていたテロメア。

同じ歳でもテロメアの長さは異なります。

テロメアは染色体の端を覆っています

生物の設計図である DNA は、例えば私たちヒトの細胞 では 46 本に分けられ、それぞれ線状の染色体として存在している

ひとつの細胞につき、46本あります。

人体を構成する細胞が分裂する際に、紐(ひも)状の染色体が現れる。染色体は遺伝情報をつかさどり、その両端は鞘(さや)状のタンパク質で覆われている。その覆われた部分がテロメアだ。

染色体の端の図では黄色の部分がテロメアです。

靴紐の両端に、プラスチックのキャップがあるのを思い出してほしい。キャップの役目は靴紐がほつれるのを防ぐことにある。ここで、染色体を靴紐のようなものだと想像してほしい。

染色体を靴紐に例えるならば、テロメアは、靴紐の先端のキャップのようなもので、染色体同士が癒着したり変質したり(ガンの原因になる)しないように保護しています。

テロメアが短くなることのリスク

テロメアが長い人のほうが肺炎などの感染症や心臓病の発症リスクが低いとか、年齢を考慮しても死亡リスクが低いというデータがあります。

短縮化が心臓病や癌、アルツハイマー病など様々な病気に関連しているのです。

海馬が縮小すると、認知症のリスクや脳機能が衰えるリスクが高くなると考えられます。テロメアの短縮が、脳の老化に深く関係しているのです。

ストレスがテロメアを短くする

生活習慣次第でテロメアが長くなることも!?

低脂肪で野菜や果物の多い食事、週5回以上の有酸素運動、ストレス管理など、トータルで「健康的な生活」をしてもらった。

5年後に採血してテロメアの長さを測ると、何もしなかった人たちが3%短くなっていたのに対し、指導を受けたグループは逆に10%長くなっていたという

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